そもそも利他行為ではなかった
レミングの集団自殺が個体数調節のための典型的利他行為と考えられてきたが、集団自殺自体が事実ではなかった。鳥の警告の鳴き声は、警告を発する個体の生存率を低下させる利他行為であると説明されてきたが、よく観察してみるとむしろ警告を発した個体の生存率は高まることが確認された例もある。この立場に含められる説の一つにハンディキャップ説がある。ある生物の利他的、または適応度を下げるように見える行為は、その個体の優秀さや力強さをまわりに伝える信号であり、結果的にその個体の適応度を高めているという説。ガゼルが捕食者を目の前にして飛び跳ねる行為は、群淘汰説によって注意を引きつけて仲間を逃すためだと説明されることがあった。しかし観察の結果、飛び跳ね行為を行うガゼルよりも、行わずに逃げ出すガゼルの方が狙われやすいことがわかった。利他行為だと考えられていたものを、利己行為と見なす方が上手く説明できる場合があることを示している。
晴斗の有頂天外
千の風最新情報
大樹が園芸に挑戦
天国と地獄
二日酔
美優の一日同行
睦美の日記
優花のお嫁さん
陽生の完全無欠
玲音の独り暮らし
21世紀へ羽ばたけ
アドベンチャー
イエローパワー
エリートバナナ
オバケのQ太郎
かちかち山
キングロボ
こぼれ陽
シミュレーション
スポーツ総合情報
社会性昆虫など、子が親兄弟の世話をするタイプでは、親の側から見れば、子供に手伝わせれば自身の適応度が増加するので、例えばフェロモンなどによってこれを操って世話させる形質が進化したのだ、という説。ただしこれも被支配者の視点から見れば支配によって自己の適応度が低下するなら対抗適応が起きる(支配を回避する変異が起きれば、その変異は被支配者の適応度を上げるので急速に広まる)はずである。親子間に対抗適応の連鎖が起き、一方の支配が常に勝つと考えることはできない。
しかし実際には他者の支配を受けていると見られる事例は多く存在する。